05 関根 祐介 さん

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中学校でプレイヤーとしてバスケットボールを続けてきて、今に生きる良かった事はなんですか?

小学校5年生の時、バスケットボールと出会いました。
中学校の頃は、チームは地区大会を制し県大会へ出場を決めましたが、私自身はその時プレーすることはできませんでした。
悔しさのあまり、その日の大会後、教室のベランダに行き、一人で泣いていたのを今でも覚えています。

その日から、「絶対に諦めない。いつか見返してやる。」というハングリーさが身についたように感じます。

何があっても諦めず、「諦めの悪い、しぶとい人間」だと思います。笑

バスケットボールの指導を志された経緯を教えて下さい

一番は、高校の時の恩師との出会いです。辛い練習の中にも、喜びや達成感を味わうことができ、バスケットボールを続けて良かった、バスケットボールに救われたと感じました。

そんな人生を変えてくれたバスケットボールに恩返しをしたい、そして、この競技の楽しさを若い世代に伝えていきたい思い、教師という形で指導していくことを志しました。

チームでの指導でコーチングや選手への向き合い方を大切にしている事はありますか?

私自身、まだまだ未熟で勉強中なのですが、最近意識していることは、「成長>結果」ということ。そして、コミュニケーションの重要性を理解できるチームの雰囲気作りです。

また、生徒たちには「3つのこと」を意識させています。

①常にベストを尽くすこと
②仲間意識を持つこと
③自分から行動すること

を大切にしています。

あとは教師や指導者という立場で、寄り添って物事を考えたり、嫌われ役をしたり、ファシリテーターとして生徒を尊重しながらより良い方向に導いたりできるよう、努力をしています。

指導されていてのやりがいを教えて下さい

生徒たちが、卒業した後も楽しくバスケットボールを続けている姿を見たときです。
また教え子が教師となって対戦できた瞬間や、一緒に当時の話などをして、盛り上がれるのが、教師冥利に尽きる瞬間です。

指導していくにあたり、上手くいかない時があったと思いますが、ご自身と選手に向けてどう乗り越えていきましたか?

常に上手くいかないことばかりで、上手くいった経験が少ない印象です。

だからこそ最近は、小さなことでも、それを自分の「自信」に繋げられるよう、声掛けをしています。

前向きな言葉を増やしたり、時には一緒にバスケットボールをプレーしたりと、チーム一丸となって、困難を乗り越えていけるよう模索しています。

コーチとして最高の経験、感動した事を教えて下さい

毎年行われる、三年生最後の学校総合体育大会です。
毎年欠かさず、一緒に泣いています。笑

今年こそ嬉し泣きしたいと、生徒たちと笑いながら話をしています。

関根さんはFUTUREBALL始め自チーム限らずたくさんの選手に機会を与えていますが、その行動の原動力はなんですか?

一番はやはり、「バスケットボールは楽しい遊びのひとつ」であることを伝えたいという思いからです。

自分も大好きなバスケットボールを、多くの人たちが心から楽しみ、仲間たちと遊べる素晴らしい機会だと考えています。

だからこそ、「感謝」は忘れてはいけないと思います。

技術以外にも、多くのことが学べる素晴らしい機会として、またバスケットボールを介して、人との繋がりを感じてもらえたら最高だと思います。

関根さんのこれからのビジョンを教えて下さい

「感謝」の気持ちがわかり、
「礼儀」正しく、誰からも応援されるような集団を目指し、
本気でバスケットボールを「遊べる」ようなチームを創っていきたいです。

また部活動を超えて、学校生活を一番に大切にし、部員たちが学校を牽引していくような生徒を育てられるよう、自分自身も日々研鑽を積んでいきたいです。

バスケットボールへの恩返しは、まだまだ続けていきたいです!

PROFILE

Name: 関根 祐介

Profession: 教員

Coaching: 中学校部活動

Career: 深谷南中学校 → 本庄東高等学校 → 文教大学